いすみ鉄道レストランキハは、国鉄型気動車のグルメ列車としてすっかり定着しましたね。
2013年7月に開始して早くも5年。今でも予約がすぐに埋まっちゃう程の人気っぽいです。
このレストランキハの前に、いすみ200´型車両にて
いうなればパイロット運用が行われていたことをご存知でしょうか。
はい、それでは今から時計の針を戻しますね。8年前のことです。。。(・∋・)!!!
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【2010年10月24日(日)】
2010年8月。いすみ鉄道の当面の存続が決まりました。
この時、いすみ鉄道に在籍していた列車は「いすみ200´型」のみでした。
3セク転換開業してから20数年、いすみ鉄道には新車が導入されておらず
(同系統としては全国的にみて割と年季が入りつつあった)かわいい黄色い列車たちが毎日元気に走っていました。
いすみ鉄道にキハ52がやってきたのは2010年の年末ですから、まだキハ52も居ない頃です。
キハ28も勿論、まだ大多喜に来る前です。
そんな中で、いすみ200´型で懐石料理を味わうイベント列車として「ムーミン懐石列車」が運行されました。
この時の料理は上総中川の仕出し屋さん「かさや」さんの提供でした。
(今では上総中川駅の近くで定食屋さんも営業しています。是非お立ち寄りを!)
いすみ200´型は普通列車として運用されている車両で、全席ロングシート。
備え付けのテーブルなどはありません。なので、会議用の長机を並べて即席のテーブルとしていました。
懐石列車は大原からでしたが、当方は当該列車に大多喜から乗っていました。
大多喜から車両をつないで2両編成にし、大原へ向かっていくときにちゃっかり観察してたのでした。
一番奥に写ってるのが、レストランキハの仕掛人です(誰www)
一旦降りて受付(・∋・)
皆さんお待ちかね。
ほらね。懐かしい顔が見えるでしょう?
当日の懐石列車の編成は、「いすみ206号車」(貸切・懐石列車用)+「いすみ201号車」(一般乗客用)。
ちなみにムーミンのヘッドマークを付けていた「いすみ201号車」は現在、ミャンマーで元気に走っているそうです。
(昨年12月下旬に運行されている様子の写真はタイムラインで確認できました。ピカピカで感涙でした。)
当日のお料理。今見ても美味しそうです。
缶ビールは1本サービスでついてきました。
8年前のブログ記事ではたぶん未公開だった画像です。
撮り鉄を撮るスタイル(ぉぃ)
懐石列車は大原から上総中野で折り返して、大多喜に戻ってくるまでの運用でした。
総元駅のちょっと手前の鉄橋で何やら皆さん左を見ています。
そうです。この時には鉄橋に”妖精さん”が居たんですよね。(今は別の池のほとりにいます、たぶん。)
ムーミン列車で運用していることもあってか、女性の参加者が多めでした。
手作りのグルメ列車でも、黄色い列車でのひとときを思い思いに楽しんでいらっしゃいました。
当方もその中の1人でした(ぉ)
この時はオマケとして、けむり饅頭が振舞われました。竹炭を使ったお饅頭です。
これ、結構美味しかったんですけど残念ながら今はもう販売されていません。
復活したらいいなぁ。。。!(新しい方、どうぞ色々とよろしくお願いい鉄揚げ!!!)
大多喜に戻ってきたら、懐石列車として運行していた列車は切り離されました。
前方列車のみが引き続き大原方面へと走ってゆきました。
ああ、懐かしい・・・!いすみ200´型は全て引退したので、もうこの光景は見られないんですよ。
とはいえ、車両が新型車両になれば今の風景とほとんど変わりません。
いすみ鉄道は「キハ」以外は土日でも1両で走っていることが多いんですよ。(菜の花シーズンを除く)
この懐石列車から約3年後、キハ28を使用したレストランキハが始まったのですから、
いすみ200´型でのムーミン懐石列車は、レストランキハにつなげるためのパイロット運用だったのだろうと
今となっては思います。
キハ52が来た後、キハ28が来て営業運転を始めるまでには少し時間がかかりました。
しばらくはキハ52単行でしたので、2012年5月に開催されたグルメ列車も「いすみ200´型」でした。
なので、キハ28が来て落ち着いてから始まったということで2013年だった訳ですね(・ω・)
2012年5月の話はまた今度にします。
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いすみ鉄道はこんな感じで、本当に何にもなかった頃から
何もないなりに手作りで工夫して色んなイベント列車を開催してきました。
「い鉄流おもてなし」の精神は現在のスタッフの方々にも脈々と受け継がれています。
なので、語弊を恐れずに言うならば、誰が来ても大丈夫だと当方は思っています。
タイムライン界隈では次は誰???という話題でザワザワしているみたいですが、
ビックリするほどに当方は落ち着き払っています。
まったく気にならない訳じゃないですけど、心配にはならないです。
町に対しては思うところはあるのかもしれませんが、当方は信じています。
何故なら、9年前に師匠を選ぶことが出来た方々なのですから。
・・・当方だって人のことは全然言えないんですよ。
師匠がおいでになるとニュースで聞いたときの第一印象は
「えっ?外資系出身の人??なんかちょっと恐い。大丈夫???」
だったんですから(爆)良い意味で予想外だったなぁと、今となっては思います。
さて、今度はどんな面白い人がおいでになるんでしょうね?
外野は焦らず騒がず、続報をゆっくり待ちましょう。そのうち、わかるんですからねっ!
以上、おもむろに8年前を振り返った管理人の思い出話でした。
【追伸】
お師匠様、年度内に次のお仕事を見つけないとワタシの後任にアサインしちゃいますよ〜!!
勤務地は東陽町です。東葉勝田台から1本ですから悪くないでしょう?(ぉぃぉぃぉぃwww)
↑この上なくどうしようもない無茶ぶりオーダーwwwww
まぁ大丈夫ですよ。素敵な方々が最近何名も着任されていますから。
とりあえず、当方の退任予定は遅くても3月末で仮決定しました。
天変地異がなければ、4月からしばらくは壮年サンデーでしょう。
いや、マンデー毎日ですねwシュフ業にお休みはないですから。
※この辺のゴニョゴニョした話はあと2週間くらいしたら大体分かるので、適当に続報をお待ちください。
すげぇデリケートな話なので(と、言っている割に結構言ってる件、、、w)
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