今日は新幹線での事件のニュースで世間は持ちきりでしたね・・・。
一方で小田原近くの箱根では、GW以降1つのローカル線が自然の脅威にさらされている訳です。
箱根は観光で栄えてきましたから、他のローカル線よりも恵まれていたのかもしれません。
ただ、あくまで自然と共存できる状況が保たれていて初めて成り立つ繁栄だったのでしょう・・・。
★箱根登山鉄道【外部リンク】
http://www.hakone-tozan.co.jp/
箱根登山鉄道は紫陽花の名所がある路線としてとても良く知られています。
毎年この時期になるとどこかしら誰かしらが現地に足を運んでいて、
タイムラインにも箱根登山鉄道のフレッシュな写真が並んだものでした。
本業に追われていて、以前ほどタイムラインを漂う時間が長くないのあるかもしれませんが
今年の新しい写真はほとんど見かけることができませんでした・・・。
機会が出来たら行ってみようと何となく思っていた、箱根登山鉄道。
気付けばいっつも千葉や茨城や長野やそこら辺に足が向いてばかりでしたねorz
3.11の時にも思った事です。
やはり、行ってみようかなぁと思った場所には思い始めた時に行ってみた方がよいのだと。
行ける場所には行ける時に行っておくべきものなのだと。
とても極端な言い方をしてしまうと、関東に限らずどこでも言えることです。
来年それに乗れる保証など、本当はどこにもないと。
この国は自然災害がとても多い国です。雨、台風、地震そして火山・・・。
そんな中でも大きな被害を受けることなく(もし受けたとしても立ち直り)
行きたいときに足を運び来訪できる場所であることのありがたさを実感する昨今です。
通勤で平日は毎朝、上野東京ラインに乗ります。毎日「小田原行き」の電車を見かけます。
当方が毎日乗っている電車の先には「機会があれば乗ってみたいと思った電車」がいるはずです。
電車で1本。行こうと思えばいつでも行けるはずの場所です。
それなのに、どうしてこんなにも遠くなってしまったのでしょう・・・?(;∋;)
線路1本でつながっているはずの場所がとても遠く感じます。
いすみ鉄道よりも所要時間が少なく行ける場所なのに。
気持ちの距離もあるのかもしれません。
如何せん体は1つしかありませんし、休みも限られているので
別の場所の優先順位が上がっていると致し方なかったのでしょうが・・・。
何ともやるせない気持ちです。
もし何もなかったならば、上野東京ラインが出来たから
夏の18きっぷで向こうに足を伸ばそうとも考えていました。
小田原よりもっと先、沼津行きの電車に揺られてみたいとも思ってみたりして。
ただ、自然現象の状況次第では上野東京ラインの運用にも影響が出ないとも限りません。
まさかと思っていたいですが、こればかりは分からないですから。
地元の電光掲示板に「小田原行き」がある日常風景がずっと続いてほしいと願うばかりです。
止むを得ないとはいえ、今の状況が続けば箱根周辺のローカル線が危機に晒されることになります。
大きな被害が生ずることなく、収束の日を迎えることが近いうちに出来ますように。
箱根の観光に関しては色々な見解があるとは思いますが、
ローカル線ファンの1人としても、あまり穿った見方はしたくないですね・・・。
明日も静かに祈りながら、通勤電車に揺られることにします。
上総の神様の大いなる御加護の下に。
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